あがり症 社交不安障害 不眠症 睡眠障害

うつ病にくらべて症状が軽いというだけでなく、うつ状態の時間が短いものをいいます。
職場や家庭などの人間関係のストレスなどから「憂うつな気分になる」「やる気が出ない」などの症状が比較的軽く、どちらかというと体の不調が目立つのが、軽症うつ・プレうつ・プチうつと呼ばれ、症状を訴える人が増える傾向にあります。少し無理をすれば、会社で仕事をしたり日常生活を普通に行えるため、ほとんどの人が病気とは気付かず生活しています。
しかし、放っておくと慢性化して治りにくくなってしまいますので注意が必要です。

・疲労感　・頭痛　・肩こり　・胃の不快感　・倦怠感　・過食　・過眠

精神的な特徴としては、気分の浮き沈み・感情の起伏が激しくなることが挙げられます。
また、気分が落ち込むことが多くなる・突然涙がぽろぽろ出る・寂しくなったり自己嫌悪に陥ったりします。

最近はマスコミや製薬会社のうつキャンペーン活動により、この早い時期で外来を訪れる方も多くなりました。
治療はまず話しをよく聞く事からはじまります。自分の抱えているストレスを医師に訴えるだけで気持ちが楽になります。
また、睡眠が取れるようになるだけで改善する方も多く、副作用の少ないSSRI（選択性セロトニン再取り込み阻害剤）や眠剤等の薬物治療を行うこともあります。
早期発見、早期治療により治療期間も短くなります。