ひびおクリニック
診療内容
  • あがり症・社交不安障害・社会不安障害・SAD・プレゼン恐怖・社会恐怖・対人恐怖
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  • 適応障害
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  • 全般性不安障害・GAD
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  • 月経前症候群・PMS
  • 自律神経失調症
  • 心身症
  • 過敏症腸症候群
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適応障害 

□ 適応障害とは
何らかの環境の変化・ある特定の状況や出来事がストレスとなり、その人にとってとてもつらく耐えがたく感じられ、情緒面や行動面に症状が現れ、社会的機能が著しく障害されている状態をいいます。
要因には引っ越し・結婚・出産・就職・転職・異動・仕事のトラブル・パワーハラスメント・災害など、いつあるかわからない環境の変化の中にみられます。
ある人にとってはあまりストレスに感じないことが、ある人によっては過剰に反応してしまったりと、個人のストレスに対する感じ方や耐性も大きな影響を及ぼします。
適応障害ではストレス因から離れると症状が改善することが多くみられます。
相談や支援してくれる人がいなかったり、周囲からのサポートが得られにくい孤立した環境の方は適応障害になりやすい傾向があります。
放置しているとうつ病になり悪化する場合があるので注意が必要です。
□ 主な症状
情緒的症状として... ・不安 ・抑うつ ・喪失感 ・絶望感 ・恐怖感 ・過敏 ・混乱
          ・声をあらげる ・突然泣き出す
身体的症状として... ・動悸 ・ふるえ ・痙攣 ・めまい ・頭痛、肩こり ・吐き気 ・倦怠感
          ・発汗 ・不眠 ・発熱 ・摂食障害
行動的症状として... ・過剰飲酒 ・喧嘩早くなる ・規則違反 ・ひきこもり ・無断欠席
          ・遅刻 ・虚偽の発言 ・着衣の乱れ ・ギャンブル中毒

などストレスが原因で普段とはかけ離れた行動に出ることがあります。
□ 治療方法
ストレス因に対して本人がどのように受け止め方をしているか、そのパターンに対してアプローチしていく「認知行動療法」、現在抱えている問題と症状にスポットを当てて解決方法を見出していく「問題解決療法」、情緒面や行動面での症状に対しては「薬物療法」を行います。ただし適応障害の薬物療法は各症状に対しての対症療法になりますので、根本的な治療ではありません。
最も大切なことは、発症の原因となった社会的ストレス因子をなくす・軽減することが肝心です。
適度の休養をとったり、気分転換をこころがけたり日頃からストレスをためないような生活を工夫をする必要もあります。
ストレス因に対しての本人の適応力を高めることが重要です。
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